2013年11月29日金曜日

狐の嫁入り

 
重たく曇った午後のこと
 
 
さらさらと時雨が降りはじめました
 
 
 
 
 

 
厚い雲間から差し込むまばゆい光に

見慣れた公園がちょっと別のものに見えてきます


まさに「狐の嫁入り」
 
 
 
 
 
 

踵を返すと、東の空には・・・

 
 
 

 
嫁入り道具だったのか
 
別れの挨拶だったのか
 
 
 
狐もなかなか粋なことをします


林 寸

2013年11月27日水曜日

白濱一羊先生の俳句実践講座②

少し前のお話ですが・・・「俳句実践講座」の最終回のレポートを。
この日は、朝から夕方までというハードな日程でした。
午前中は吟行。



野外を自由に歩き回って、各自句作しています。

  
青邨さんゆかりの品を見て・・・ううむ
家も庭も風情のある「雑草園」








ちょうど紅葉も盛りの「詩歌の森公園」
お弁当も秋空の下で!



文化の日だけあって、隣の図書館では古本市が開かれていました。



句材はもりだくさん!





午後は吟行で作った句で句会です。

どっと笑いが起こる一面も
最後に短冊を書いて、講座は終了。

どっぷり俳句漬けの一日で締めくくられた、今年の俳句実践講座。
いかがでしたでしょうか・・・
林 寸

*講座終了後には、受講生有志の句会が誕生しました。
初心者、高校生、ベテラン、・・・お住まいの地域もさまざまです。
いよいよ寒さきびしい北上ですが、みなさんの俳句熱は高まる一方?!




2013年11月24日日曜日

エレベーター


文学館に素敵なエレベーターが設置されています


一階の様子

いつものようにエレベーターに乗り、振り返って到着を待っていると…


2階の様子

後ろのドアが開くのでご注意を!!!!!



 



色々な発見がある文学館へ是非いらしてくださいね♪


                                                              218ma

2013年11月20日水曜日

第5回現代川柳の集い

4年に一度の全国川柳大会、「第5回現代川柳の集い」が、
11月10日(日)盛大に開催されました。
当日は、和歌山や奈良県など、遠方から参加された方もいらっしゃいました。
ありがとうございます!
  

田中新一氏に第5回日本現代詩歌文学館館長賞が贈られました


田中氏を激写しているのは、
本大会選者の尾藤一泉先生と本田智彦先生です(^^)


宿題句と当日句の入選発表と表彰も行われました。
受賞したみなさん、おめでとうございます!!
選評を述べる本田先生

尾藤先生、今度は舞台上で本田先生を狙っています!

閉会後は、会場を移して懇親会がスタート。
全日本川柳協会会長の大野風柳先生のご発声で「乾杯!」




次の「川柳の集い」は4年後です。またいらしてくださいね。
T2



2013年11月17日日曜日

俳句まつり①

俳句まつりがやってきました。
初夏から秋にかけてあつまった俳句は、なんと6868句!
今日は、その中から選ばれた入賞者が表彰されます。





午前中は、中学校の部と高校の部の表彰式。

さすが高校生、立ち姿もピシッと決まっています
休日も部活や模試で忙しい中高生のみなさんですが、

各校のご配慮もあり、たくさん参加してくれました。
午後は小学生の表彰式です。

こちらはお家の方も大勢みえて、100名以上が来館しました。

ちゃんと並んで待っています
小学生の皆さんもピシッとしていますね!
輝子先生のお話も、しっかり聞けました
今年もたくさんの投句をありがとうございました。 
入賞したみなさん、おめでとうございます。

林 寸

2013年11月15日金曜日

片づけられない症候群?

芸術の秋

 
なので、毎年9月から11月は事業が続きます。
俳句や短歌の講座、こどもの俳句教室は、たびたび登場していますね。
 
 
今週は大変!
 
4年に一度の川柳大会「第5回現代川柳の集い」が
10日(日)無事終了したと思ったら、
明日16日(土)は小学生から高校生を対象とした「第10回俳句まつり」。
 
なんと、一週間に2回大きな事業があるのです!
 
ということで、事務室の作業台はこんな感じ。




手前がまだ片づけられていない「川柳の集い」の物モノ。
奥には明日子どもたちに渡す賞状が。
入り乱れています・・・



明日の準備に余念がない担当者。手前は終った川柳の資料。



 


決して片づけられないわけではないんです。
やむにやまれぬ事情があるのです。
と言い聞かせ・・・(-_-;)
 
 
T2

2013年11月13日水曜日

こどもの俳句教室 秋の部②

小林輝子先生の「こどもの俳句教室」第二回目。
恒例の季語探しからスタートです。
  

拾う! 取る! 登る!

 青邨さんの家にも庭にもすっかり慣れて、
まるで我が家のように寛ぐこども達。

職員の代わりに写真も撮ってくれる馴染みっぷり。
(綺麗に撮れたね。ありがとう!)
「先生これ食べられますか?!」 「う~ん、鳥は大好きですけどね・・・」
木の実を見つける度に、食べられるかどうか興味津々。
 さんざしの実は、あんまりおいしくなかったね。


 きょうは木戸の外にも出てみましょう。
なんだか秘密の通路みたい

外遊びがおわったら、お土産をいっぱいもって教室へ。


庭からもぎとってきました! (ぜんぶ渋柿)

今日あたらしく発見したのは、きのこ、柿、秋の水、紫式部・・・

 ひとり三句つくって、句会もしました。


輝子先生 「ちいさな芭蕉がたくさんいますね!」


さいごは、お気に入りの一句を筆で短冊に書きました。
近々、文学館ロビーに飾りますよ~
今年のこどもの俳句教室は、これでおしまいです。
来年もまた遊びに来てね。
林 寸

観光研修会

今日は観光研修会ということで、観光業に携わる方へ詩歌文学館をご紹介。
いらしたのはタクシードライバー、ホテル業などの方々。

まずは会議室で講義。
みなさん熱心に聞いていらっしゃいました。 
閲覧室。全国で発行されている詩歌雑誌の最新号をご覧になれます。

始終、和気あいあいとした雰囲気の中で研修は終了。
またプライベートでも、ぜひいらしてください。


‐おまけ‐ 
文学館の二階から見える紅葉です。
こんな寒い日はぜひ館内から見える紅葉をお楽しみください。

とうとう雪が降り始めました。
あんなに騒がしかった虫の声も聴こえなくなり、一抹の寂しさを覚える今日この頃です。
M.Y.

2013年11月11日月曜日

冬の訪れ

日中の冷え込みも厳しいこのごろ。
 
きのう白鳥の群れが飛んでくるのを見たよ、なんて話をしていたら・・・
 
 
 
外回りに出た職員が、参った参ったと言いながら帰ってきました。
 
「雪だ! 初雪だぞ!」
 
 
 
つづいて戻ってきた一人もドアを入るや否や口を開きます。
 
「雪、降ってきましたよ!」
 
 
 
 
外に出てみると、思いのほか強い風。
 
その風とともに、霙よりも軽い白いかけらが吹き付けてきます。

 
 
 
 
 
 
 
外套に受けると、季節の到来を告げる小さな便りは
 
みるみる内に溶けて行きました。
 
 
 
 
長い長い冬の訪れです。
 
 
 
林 寸

2013年11月8日金曜日

職場体験!

地元の中学生が職場体験に来てくれました。


蔵書の受け入れ作業や封筒のシール貼り、
 
そしてサンチョクコーナーの展示替えをやってもらいました。



皆さんの作品を展示する、通称サンチョクコーナー★

 
のみこみが早く、手際の良いふたり。
 
息もぴったりです。


こ、こんなに難しいとは・・・


貼っているのは、こどもの俳句教室の作品です。

意外な難しさに苦戦しつつも、立派に完成しました。
 
おみごと!


 
朝から一日、みっちり体験した詩歌文学館のお仕事。
 
どうだったでしょうか・・・?
 
林 寸