“詩を見る”をキャッチフレーズに
1999年に開催した
「日独ヴィジュアル・ポエトリィ」展
日本とドイツ語圏のビジュアル・ポエット
計69人の作品を一堂に展示した、
前例のないイベントでした。
その際に出品され、
現在は当館のコレクションとなっている
Pierre Garnier(ピエール・ガルニエ)と、
Ilse Garnier(イルゼ・ガルニエ)夫妻の作品を、
フランスで出版する研究書に掲載するため、
東京大学フランス語フランス文学研究室
マリアンヌ・シモン=及川准教授が来館されました。
笑顔のすてきなシモン=及川先生
ガルニエ夫妻の作品は、
日本のコンクリート・ポエトリィの先駆者
新国誠一へのオマージュの連作で、
当館での展示会のために制作されたもの。
実は、シモン=及川先生の目的はもう一つ。
それは、
東北の田んぼ。
先生曰く
「東北の田んぼの色が日本一」
ヴィジュアル・ポエトリィと
東北の田んぼ…
思いもよらなかった二つのものが結びつき、
なんだかうれしい気持ちになりました。
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